2008-07-01から1ヶ月間の記事一覧

和田博文編『紀伊國屋書店と新宿』の刊行が嬉しくてたまらない。

月曜日、今週も週明け早々力が出ないなアと、へなへなと帰宅したら、刊行がたいへん待ち遠しかった、ゆまに書房の「コレクション・モダン都市文化」第37巻、『紀伊國屋書店と新宿』(asin:4843321370)が届いていたものだから、帰宅したとたん、わーいわーい…

「ホーム・ライフ」と北尾鐐之助と1930年代モダン都市。

土曜日は早起きして、「今日も暑うなるぞ」とソワソワと外出し、シンと静まりかえる閲覧室で、「ホーム・ライフ」の復刻版を何度も何度も眺めていた。昭和10年8月創刊、昭和15年12月終刊のグラフ誌。大阪毎日新聞社の写真部長、北尾鐐之助が一貫して編集に…

フィルムセンター。資生堂ギャラリー。とらやの御菓子十二か月。

今週の寄り道メモ。 日頃の無理な早起きがたたっているのか、このところ、日没が近づくにつれて疲労と眠気でへなへなと早々に帰宅する、ということが多く、見たい映画も行きたい展覧会も諦めてばかりで、日々が過ぎている。しかーし、今日ばかりはそんなこと…

東京昭和八年。丸の内の海上ビルの明治製菓売店と東和商事。

戦前の明治製菓宣伝部とその周辺を追う身にとっては、フィルムは残っていないと勝手に思いこんでいた、昭和8年11月23日封切の『純情の都』を見たということは、すなわち、P.C.L.第1回作品の大日本麦酒タイアップの『ほろよひ人生』(昭和8年8月17日封切…