2008-03-01から1ヶ月間の記事一覧

『日本映画縦断』のとなりに高田保『青春虚実』。神保町で沢島忠。

朝。朝から雨がザアザア降っていて、週明けだというのに意気あがらず、いつもよりも動作に時間がかかり、出る時間が遅くなるも、それでも時間はたっぷり。喫茶店でコーヒーを飲んで、ふうっとひと休み。高田保『青春虚実』(創元社、昭和26年12月)をのんび…

歌舞伎座昼の部の追憶にひたって本を繰る。ミツワ石鹸の広告。

一週間のはじまりなので気合いをいれるべく(いつもすぐ抜けるけど)、ハリきってなおいっそうの早起き。諸々の家事をバタバタと片づけてソソクサと外出、喫茶店でコーヒーを飲んで、本を読む。 昨日の歌舞伎座で、数年ぶりに『陣門・組打』を見てあらためて…

高見順全集を繰って、戦前「都会小説」の宣伝部描写に心躍らせる。

今日も早起き。諸々の家事を万事抜かりなく片づけてスッキリしたところで時刻はちょうど午前8時。さア、何週間ぶりかで「音楽の泉」を聴きながらお茶でも飲んでくつろぐといたしましょう! とラジオのスイッチをまわしてみたら、今週は高校野球でお休みだっ…

早起きしてコーヒーを飲み、古書展と文学館。神保町シアターで阪妻。

いつもと変らない時間に起きて、家事諸々をソソクサと済ませて、いつもよりも早い時間に外出。喫茶店でコーヒーを飲みながら、本を繰る。安田武『定本 戦争文学論』(第三文明社、1977年8月)を読み続ける。 長谷川利行《岸田國士像》(1930年) 日曜日に、…

浅草から東武電車で桐生へゆく。洲之内徹と南川潤と十返肇をおもう。

朝から雨がザアザア降っている。早起きして傘をさしてイソイソと外出。浅草から東武電車の特急にのって桐生へ向かう。桐生といえば、前々から大川美術館に行きたしと思えども、なかなか機会がやってこなかった。それが、先日立て続けに、桐生に死んだ南川潤…

『十返肇著作集』をもって近代美術館へ。神保町シアターで鳴滝組。

昨夜、近所のお店で機嫌よくワインを飲んでいたら、同じカウンターに座る常連ふうの人がマスターに、『深夜食堂』(asin:4091817076)という漫画がとってもいいんですよ、ぜひぜひ、というようなことを話しているのが耳に入って「おっ」となった。『深夜食堂…

「戸板康二ダイジェスト」更新メモ(#052)

戸板康二ダイジェスト(http://www.ne.jp/asahi/toita/yasuji/)を更新。 「戸板康二と歩く東京」というコーナーをつくって、「日本橋『まるたか』跡でとんかつを食べる」というタイトルの無駄に長い文章(http://www.ne.jp/asahi/toita/yasuji/c/tokyo/01.h…

フィルムセンターで『浪人街』を見たあと、庭園美術館で建築写真展。

朝寝をして「音楽の泉」を聴きのがしてしまった。バタバタと身支度をして、イソイソと外出。午前11時より、《生誕百年 映画監督 マキノ雅広》特集開催中のフィルムセンターにて、『学生三代記 昭和時代』(昭和5年・マキノプロ)の「野球の巻」「下宿の巻」…

虎ノ門交差点で厚田雄春少年を思い、キムラヤで「四季の味」を繰る。

霞ヶ関界隈で解散の日の夕刻はいつも、足どりかるく虎ノ門交差点へと歩く。ここでクルッと左折して、次は田村町交差点へと向かって、ズンズン歩いてゆく。今日は、朝のラジオの天気予報を聞いていたおかげで、雨が降ってもあわてない。傘をさして、ズンズン…

すばらしや坂本万七展。「スタヂオF」の記録映画。歌舞伎座夜の部。

演劇博物館(http://www.waseda.jp/enpaku/)にて今月開催されている《坂本万七 新劇写真展》が圧倒的にすばらしい、というか、その図録が圧倒的にすばらしい。 展示図録《坂本万七 新劇写真展》(早稲田大学坪内博士演劇博物館、2008年3月1日発行)。この…