2007-06-01から1ヶ月間の記事一覧

「中村雅楽全集」第三巻『目黒の狂女』を買いに、書泉グランデへ。

夕刻、イソイソと外に出て、神保町に向かってズンズン歩く。まずは書泉に突進して、創元推理文庫の新刊、戸板康二『中村雅楽全集3 目黒の狂女』(asin:4488458033)を買ってほっと安心したあと、あちらこちら寄り道し、あれこれ立ち読みし、とっぷりと日が…

双雅房の『甘味』を繰って、戦前銀座の明治製菓のパラソルを想う。

朝。喫茶店でコーヒーを飲んで、目を覚ます。昨日買ったばかりの、ジョージ・エリオット/工藤好美・淀川郁子訳『ミドルマーチ』第1巻(講談社文芸文庫、1998年)を読みはじめてみると、さっそくとてもおもしろくて、ページを繰る指がとまらない。全4冊な…

内田誠の句集が届いて、あらためて明治製菓タイアップ映画を思う。

朝っぱらジメジメと、いかにも梅雨の週明けなので、早々に外出して気晴らし。喫茶店へゆき、コーヒーを飲んで、本を読む。先週末やっと順番がまわってきて図書館でわーいと借り出したばかりの、金井美恵子『楽しみと日々』(平凡社、2007年4月)をホクホク…

田原町から浅草を歩いて東武電車にのって隅田川を渡り、玉ノ井へ。

前夜の深酒がたたって、ずいぶん朝寝をしてしまう。計画ではお弁当を作って早々に鎌倉へ展覧会見物に出かけるつもりでいたけれども、大方の予想通り、それはちと無理な相談であった。気を取り直して家事諸々を早々に切り上げて、なんとか正午外出。銀座線に…

恵比寿で写真展を見たあと、目黒のウエストで「四季の味」を繰る。

そろそろ日没という頃、日比谷線の先頭車両にのりこんで、恵比寿へ出かける。地上に出るとすぐ先は恵比寿南交差点。クルッと左折して、目黒三田通りの坂道をテクテクと歩く。ガーデンプレイスに出かけるときは日比谷線に限る。目黒三田通り、アメリカ橋経由…

串田孫一旧蔵のカラーブックスにはさんであった戸板康二の葉書

水曜日は毎週、ひとつ前の駅で降りて自宅の最寄りの図書館に寄る。と、今日も本とヴィデオを返して予約していた本を引き取って、食料品を調達して帰宅すると、石神井書林の目録が届いていて、とたんに胸が高まる。食材を冷蔵庫にしまい、部屋着にきかえて、…