2006-09-01から1ヶ月間の記事一覧

文化生活一週間 #36

今週のおぼえ帳 NHK日曜美術館30年展 /東京藝術大学大学美術館(http://www.geidai.ac.jp/facilities/museum/index.html)

文庫本整理のたびに東海林さだおの漫画を読みふけっている。

三日ぶりに早起きをし、喫茶店でコーヒーを飲む。中村哲郎著『歌舞伎の近代』(岩波書店、2006年)を読み進める。 帰宅後の夜ふけ、本をたくさん処分してすっきりしょうと、本棚整理を進めることにする。今日は文庫本に専念しようとメラメラと燃えたところで…

京橋図書館で本を借りて、タリーズでひとやすみする。

湿度が高く、あまり快適ではない一日がようやく終わり、イソイソと外に出る。待ち望んでいた中村哲郎著『歌舞伎の近代』(岩波書店、2006年)が入荷したというので、よろこびいさんでマロニエ通りを早歩きして、京橋図書館へゆき、本を返して、また借りる。…

魚を煮込む間、うつくしいペーパーナイフに心ときめかす。

朝からじんわりと頭痛が続き、なにもたのしいことのない一日を過ごし、力なく家に帰る。クサクサするときは魚を卸すにかぎる、と近所の食料品店を物色すると、いい具合に鯵が売っていたので、買う。魚の下処理はなんとたのしいことだろう。と、本日の夕食は…

内堀弘『ボン書店の幻』のノートを取り、伊東屋で帙を買う。

今日も順調に早起きをし、喫茶店でコーヒー。内堀弘『ボン書店の幻』(白地社、1992年)再読を終わらせ、虚空を見つめたあと、ペラペラとページを繰り、本全体に散りばめられた北園克衛の作品に見とれる。それにしても『ボン書店の幻』はなんと見事な本なの…

内堀弘『ボン書店の幻』を再読し、『石神井書林日録』を棚に戻す。

朝、喫茶店でコーヒーを飲む。週末に再読するつもりが果たせなかった、内堀弘『ボン書店の幻』(白地社、1992年)を取り出す。この本をはじめて読んだのはちょうど5年前のことで、読了後ほどなくして石神井書林の目録をはじめて手にとることとなり、その年…

文化生活一週間 #35

今週のおぼえ帳 ウディ・アレンの新作を数年ぶりに ウディ・アレン『マッチポイント』Match Point(2005年)/シネスイッチ銀座(http://www.cineswitch.com/) 日本工房が立体化した感覚を満喫 名取洋之助と日本工房〔1931-45〕-報道写真とグラフィック・デ…

長谷川郁夫『美酒と革嚢』を読み終え、稲垣足穂を繰る、二百十日。

今日も張り切って早起きをし、喫茶店でコーヒーを飲んで一息ついて、長谷川郁夫『美酒と革嚢 第一書房・長谷川巳之吉』(河出書房新社、2006年)をひたすら読み続ける。最後の数十ページだけとっておいて、あとの時間は昨日買った権藤芳一『増補版 近代歌舞…