2006-04-01から1ヶ月間の記事一覧

文化生活一週間 #17

今週のおぼえ帳 一箱古本市街道をゆく 4月29日土曜日、一箱古本市(http://sbs.yanesen.org/hako1/)は無事に開催だー、わーいと11時ちょっと過ぎに西日暮里駅におりたち、道灌山通りをテクテクと先週西荻で入手した「不忍ブックストリート MAP」片手に、森…

思いがけなく宝塚ファミリーランドを追憶する。

パチリと目が覚めて、気持ちよく早起き。昨日とはうってかわっての晴天で、たいへん気分がよい。張り切って歩いて出かけることにする。が、紫外線が容赦なく顔面に降り注ぎ、激しく後悔。昼、機嫌をなおして、置きっぱなしだった日傘をクルクルまわして、本…

池田弥三郎の個人誌「ひと」の最終号が届く。

朝から雨がザアザア、ギリギリの時間まで部屋にいる。ムターのディスクでベートーヴェンのソナタ、最初のディスクを流して、ぼんやり。 日没後、鍛冶橋通りをズンズン歩いて、《シナリオ作家 新藤兼人》特集開催中のフィルムセンターへと野村芳太郎『事件』…

『大東京繁昌記 山手篇』の上司小剣を読む。

朝からよい天気で気分がよい。ハイドンの弦楽四重奏を流して、さらに気分上々。今日も早くに外出して、喫茶店で本を読むとするかなと、昨夜読んでいた谷崎精二で思い出して、しばし本棚探索。平凡社ライブラリーの『大東京繁昌記 山手篇』を取り出す。「神保…

上司小剣のことで頭がいっぱいになる。

そんなに早く起きる必要もないと思うのだけど、今日も早起き。ハイドンの弦楽四重奏を聴きながら身支度。時間たっぷりなので雨が降らない今のうちにと、歩いて出かけることにする。が、歩を進めるにしたがって、雨がパラパラと降ってきた。はじめは無視して…

週末に入手した文庫本を次々に繰る。

週明け早々、早起き。のんびりと外出しても、ずいぶん早くにたどりつく。コーヒーを飲みながら、神吉拓郎の『明日という日』(文春文庫)をズンズンと読む。週末に神吉拓郎の文庫本を入手すると、いつもさっそく月曜日の朝に読み始めることになる。そんな月…

文化生活一週間 #16

今週のおぼえ帳 展覧会のあと中央線古本めぐり 詩人の眼―大岡信コレクション展/三鷹市美術ギャラリー(http://mitaka.jpn.org/gallery/)

脈略なく本を繰って寝る時間になる。

このところますます早起き、時間もたっぷりだし昨日みたいに天候不安定でないふつうのよい天気なのが嬉しいなあと、歩いて外出。喫茶店でのんびりする。昨夜眺め始めたら突然夢中の、暮しの手帖社発行の『ロイヤルホテルの家庭料理』の2巻目がまだ眺め足り…

シューマンを聴き、東京堂に寄り、暮しの手帖の料理本を眺める。

窓の外はいかにも天候不安定な気配で、朝っぱら気が滅入る。ギリギリの時間まで部屋にいることにする。アルゲリッチのディスクでシューマンの《子供の情景》と《クライスレリアーナ》を聴く。春先になるとシューマンを集中的に聴くのが年中行事だったけど、…

モームの『世界の十大小説』を繰り、谷崎精二『都市風景』を借りる。

順調に早起きをし、喫茶店でコーヒーを飲む。発掘した岩波文庫、モームの『世界の十大小説』上巻を繰る。『高慢と偏見』と『デイヴィッド・コパーフィールド』の箇所をうーむと熟読。まだ時間があったので、今日こそ真山青果『随筆滝沢馬琴』を読むとするか…

キムラヤで薄田泣菫の『艸木虫魚』を読み返す。

士気あがらず、あっという間に日が暮れる。このまま1日が終わるのではあんまりだと、ひさしぶりに田村町のキムラヤでのんびりしようと思い立って、内幸町へ向かって、歩く。日比谷図書館に立ち寄ったあと、キムラヤへ。なんとなくクサクサしていたのが、キ…

『「近代映画」臨時増刊 赤穂浪士』を熟読する。

ラジオのスイッチを入れるとちょうど天気予報、絶好の洗濯日和だという。わーいと洗濯を済ませて、手抜きのお弁当をこしらえて、早々に外出。喫茶店でコーヒーを飲んで、ほっとひと息。先日届いていた「日本古書通信」4月号をじっくりと熟読したあと、さる…

文化生活一週間 #15

今週のおぼえ帳 赤穂浪士 松田定次『赤穗浪士 天の巻 地の巻』(東映京都・昭和31年)/東京国立近代美術館フィルムセンター《シナリオ作家 新藤兼人》(http://www.momat.go.jp/FC/fc.html) 六代目歌右衛門五年祭 六世中村歌右衛門五年祭四月大歌舞伎/歌…

四ヶ月ぶりの戸板康二ダイジェスト

戸板康二ダイジェスト(http://www.ne.jp/asahi/toita/yasuji/)を4ヶ月ぶりに更新。→ http://www.ne.jp/asahi/toita/yasuji/c/news/toita_news.html

露伴の井原西鶴と千恵蔵の立花左近に胸を熱くする。

テクテクと歩いて外出、喫茶店でコーヒーを飲む。図書館での返却期限が迫っている原武史著『「民都」大阪対「帝都」』(講談社選書メチエ)を無理やり読了。元旦早々に「なんと壮観な」と圧倒された阪急の梅田駅のホームのことを思い出して、ぼんやり。そん…

三信ビルで『古本通』と「英語青年」を買う。

ひさしぶりに歩いて外出。だいぶ空気が蒸している。そろそろ梅雨なのだ、観念しないといけないと、肩を落としながら、三宅坂を下ってゆく。御濠の草がだいぶ伸びていて青々としていて、もわっと草いきれ。いいかげんに夏支度をせねばと、部屋のストーヴのこ…

扶桑書房から徳田秋声の『灰皿』が届く。

朝から雨がザアザア、ギリギリの時間までのんびり家事、のんびり外出。たまにはこういう朝もいいなと思う。日が暮れるころは雨がやんで、ちょっとだけ空気がひんやり。扶桑書房から本が届く。3冊注文したのだったけど、明らかに1冊のみの包装、1冊だけで…

ブラームスのセレナードを聴きながら、暮しの手帖の料理本を眺める。

今日も順調に早起き、朝の喫茶店で三輪正道著『酒中記』(編集工房ノア、2005年12月)を読了。わざわざ持参した新大系の『近松浄瑠璃集』下巻を取り出したものの、いまいち意欲がわかないので、なぜだか突発的に持参していた暮しの手帖社発行の献立カード『…

三輪正道『酒中記』を読み、島田青峰『芭蕉俳句評釈』が届く。

バタバタと大急ぎで家事を片づけてイソイソと外出、喫茶店でコーヒーを飲んでほっとひと息したあとでおもむろに、週末に届いていた三輪正道著『酒中記』(編集工房ノア、2005年12月)を取り出す。書店での発見を待ちきれず通信販売で買ってしまったのだけど…

文化生活一週間 #14

今週のおぼえ帳 藤田嗣治展と常設展のパリ写真 藤田嗣治展&常設展示 / 東京国立近代美術館(http://www.momat.go.jp/Honkan/honkan.html) 葉桜の谷中霊園を歩いて朝倉彫塑館へ 日曜日の午後、上野駅におりたって、青い空の下、テクテクと谷中霊園へ。上野…

明治屋で赤ワインを買い、扶桑書房の目録に興奮す。

パチッと目が覚めて、機嫌よく早々に外出。朝の喫茶店でコーヒーを片手にキリのよいところまでディケンズを読んだあと、飯島耕一を読む。本を読むのはなんてたのしいのでしょう! と朝っぱらはしゃいでいるのは今日が金曜日のためなのだった。日没後、丸ビル…

東京堂であれこれ下見にいそしむ。

連日の宵っ張りで眠くてたまらないので、早々に家に帰って、早々に寝ることにしようと、夕刻、早々に外に出る。でもまあ、せっかく早々に外に出たことだしと神保町に寄ることにして、東京堂であれこれ下見する。東京堂では平積みの新刊台もたのしみだけど、…

『江戸俳諧にしひがし』を繰り、いろいろメモする。

宵っ張りで起き抜け早々眠い。スターバックスでエスプレッソを飲んで、なんとか目を覚ます。みすず書房《大人の本棚》の飯島耕一・加藤郁乎著『江戸俳諧にしひがし』を読む。なにかと刺激的で読む価値大いにありといったところ。幸田成友著『江戸と大阪』(…

朝は加藤郁乎『市井風流』、夜は渡辺保『名女形・雀右衛門』に翻弄。

シンと静まりかえる朝のスターバックスにて、まずは絲山秋子の『沖で待つ』を読む。1篇目の『勤労感謝の日』は1日の、そして『沖で待つ』では数年の歳月の、それぞれの絲山秋子による時間の経過描写がとってもいいなあと、あっという間に読んでしまいつつ…

小林栄子『露伴清談』に胸を躍らせ、ウィスキーのミニボトルを買う。

不覚にも寝坊。バタバタと家事を切り上げて、イソイソと外出。コーヒーを飲んでふうっとひと息、なんとか30分だけ本を繰ることができて、よかった。土曜日、前夜の深酒もなんのその先週の趣味展の雪辱を果たすべく、桜には目もくれず青い空の下をズンズンと…

文化生活一週間 #13

今週のおぼえ帳 (今週はなかなか充実、あとで追記したいけれども…。宝塚に度肝を抜かれたと思いきや、歌舞伎座もなかなか満喫。『井伊大老』をもっと長く見たかったけど。) 東京宝塚劇場と歌舞伎座 宝塚歌劇星組『ベルサイユのばら―フェルゼンとマリー・ア…