『「近代映画」臨時増刊 赤穂浪士』を熟読する。

ラジオのスイッチを入れるとちょうど天気予報、絶好の洗濯日和だという。わーいと洗濯を済ませて、手抜きのお弁当をこしらえて、早々に外出。喫茶店でコーヒーを飲んで、ほっとひと息。先日届いていた「日本古書通信」4月号をじっくりと熟読したあと、さる筋からお借りした、『「近代映画」臨時増刊 赤穂浪士』(昭和31年1月発行)を繰る。金曜日にフィルムセンターで見た『赤穂浪士』のなんとまるごと1冊特集している雑誌で、表紙は松の廊下シーン。見た目とは裏腹に古書価格は高いのだそうだ。大切に繰っていくとしようと、ソロリソロリと読み進める。うーむ、こうして振り返ってみると、映画を1回見ただけではよく把握できていなかった箇所が多々ありそうだ。きちんと復習しておかねばと思っているうちに時間になる。金曜日にすべてを振り払って『赤穂浪士』を見に行った後始末を今からしないといけないのだなあと、重い腰をあげる。

そんなこんなで日没後、出る時間が遅くなり、トボトボと家路につく。疲れたのでコーヒーを飲んでいくことにする。しつこく『「近代映画」臨時増刊 赤穂浪士』を熟読する。