2004-07-25から1日間の記事一覧

ペリカン書房

窓からいくぶん明るくなりつつある空が一面に見えて、夜明けの空ってこんな色だったなあと、買ったばかりの串田孫一の『日記』をランランとめくっているうちに、白々と夜が明けた。山形県の新庄へ一家で疎開したままだった串田孫一のもとに、敗戦間近の昭和2…