先月初め、昭和十年代の徳田秋声の著書が2冊、浅見淵『現代作家卅人論』(竹村書房、昭和15年10月20日)と一緒に届いて、なんて見事な並び! と悦に入ることしばしだった(浅見淵の秋声論がまた嬉しくなってしまう文章だった)。届いた秋声本は、以前からの…
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