先月のとある土曜日、小川町の古書会館でなんとなく気が向いて、高見順『東橋新誌』(六興出版部、昭和19年11月10日)を手にとった。戦時下の浅草を舞台にした新聞小説。去年に『高見順日記』を通読して以来、気になりつつもずっと読む機会を逸していたので…
引用をストックしました
引用するにはまずログインしてください
引用をストックできませんでした。再度お試しください
限定公開記事のため引用できません。