野口冨士男を知ってから、岡田三郎はつねに気にかかっている作家だけれども、本を買う機会はなかなかめぐってこなかった。1月下旬、とある古書展で買った、函なしの『舞台裏』(慈雨書洞、昭和11年2月)が初めて買った岡田三郎の本。函つきの完本だとなか…
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