『上林暁全集 十三』(筑摩書房、昭和42年3月)に、昭和9年の随筆として、「思案の辻」(巻末の書誌には「7月19日号、掲載紙不詳」と記載)という文章が収録されている。 僕たちにとって、交番のある側からの尾張町のある角は、いつも思案の辻である。 僕…
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