『中戸川吉二選集』を読了し、「栄養と料理」7月号を買う。

今日もずいぶん早起き、窓の外は雨がザアザア、しばしぼんやりしたあとで、おっとぼんやりしている場合ではないとイソイソと外出、コーヒーを飲んでひと息ついたところで、おもむろに『中戸川吉二選集』(渡辺新生社、大正12年)を取り出す。未読の短篇を次から次へとアトランダムに読んで、最後に「兄弟とピストル泥棒」を読んで、一冊読了となる。感無量。

夕刻、外に出てみると、すっかり雨があがっていて、涼しい空気が気持ちよい。機嫌よく丸ビルに向かってズンズン歩く。明治屋でワインを二本買う。近所でチーズを買ったところで、今日は「栄養と料理」の発売日であったことを思い出す。おっとこうしてはいられないと、本屋に立ち寄り、「栄養と料理」7月号をガバっと手に取る。「栄養と料理」の1月号と7月号は別冊の献立集がついていて、年に二度のお楽しみなのだった。無事に買ってホクホク。この献立集もこれで4冊目だ。やれ嬉しや。早く眺めたいものだと、気もそぞろに早足で帰宅。