2005-11-08から1日間の記事一覧

双雅房の『甘味(お菓子随筆)』目次

戸板康二は慶應国文科を卒業後、久保田万太郎と「いとう句会」仲間だった内田誠が部長をつとめる明治製菓宣伝部に入社。昭和14年から18年まで「スヰート」の編集にたずさわった。そのアンソロジーだと知って、こうしてはいられないと、「スヰート」文献とし…

奥村で戸板康二を買う、双雅房の『甘味』を買いなおす

あたたかくておだやかな晩秋の1日が終わって、心持ちよくマロニエ通りを歩いて、伊東屋でとある書斎道具を仕入れたあと、奥村書店に足を踏み入れた。まっさきに俳句コーナーを眺めて、戸板康二の『季題体験』と『句会で会った人』が今週も2冊並んでいるの…