2006-03-13から1日間の記事一覧

野口冨士男にしみじみ感じ入り、「春燈」六十周年号に興奮する。

出がけに、今日は何を読むとするかなと本棚を眺めて、突発的に野口冨士男の生前最後の小説集、『しあわせ』(講談社、1990年)を取り出す。半年以上も前にマロニエ通りの奥村で嬉々と買ったきりであった。喫茶店でコーヒーを飲んでふうっとひと息ついたあと…