銀座旭屋のフェア棚が素敵

6時起床。朝の喫茶店はなしにして外出前は部屋の掃除(主に本の片づけ)をする。先週仙台で買ってきた槌田満文の本のあとがきに戸板康二の名前がチラリと登場していて嬉しい。買ったときは気づかなかったけど、どうやら虫が知らせたらしい。帰り、シャンテの地下に寄ったあと泰明小学校の脇を通って旭屋書店をのぞく。旭屋は裏の入口が閉鎖になってからというものなんとなく足が遠のいていた。ここから入ってまず PR 誌を入手したあとで、演劇関係、人文、新刊文芸書というのがいつものコースだった。新刊コーナーに杉浦幸雄さんの『おいしいネ』がデンと面出しになっていてワオ! となる。よくよく見るとここは担当者おすすめコーナーで食味随筆ふう新刊本がいい感じに面出しになっているのだった。当然、青蛙房の新刊、峯島正行著『さらば銀座文壇酒場』も並んでいる。うーむ、いよいよ買ってしまいそう! となるものの今日もぐっとこらえる。ザ・ギンザ、バーニーズ、大黒屋、三越1階をめぐったあと、マロニエ通りへ。松屋裏の奥村は今日はいつものご婦人が店番だった。心持ちよく入店。ここの俳句コーナーを見るたびにいつも龍岡晋の名前をさがすがいまだ遭遇したことがない。ふと水原秋桜子の『喜雨亭談』を立ち読みすると、龍岡晋の名前がチラリと登場の「俳句で煮しめた貌」が目次にあるので衝動買い。1000円。京橋図書館のあと帰宅。