井上陽水のコンサートを聴きに東京国際フォーラムへゆく。

朝の喫茶店で『虚栄の市』を読み続け、日中の外出の折に『仮装人物』を少し読む。『仮装人物』は、『縮図』と違って一気に読めないところがある。

夕刻、イソイソと外に出て、母と待ち合わせてコーヒーを飲む。通りがかりで入手したばかりだという「ちくま」を受け取る。

井上陽水のコンサートを聴きに東京国際フォーラムへゆく。陽水のコンサートは今回で3回目で会場はいずれも東京国際フォーラムであった。前回コンサートに行ったのはアメリカが中東で戦争を始めた日だった。

コンサートは1曲目は「青空、ひとりきり」で、ラストは「傘がない」だった。コンサートでは絶対に歌われないわが偏愛の「世間人でゴー」はどんな歌詞だったかなということを思いながら、帰宅。「ちくま」を一通り繰ったあと、五反田の目録を寝床で眺める。