大村彦次郎を読み返し、山村修『〈狐〉が選んだ入門書』を買う。

朝の喫茶店にて読みさしの『虚栄の市』第1巻(岩波文庫)を読了するつもりでいたのだけど、ちょいと目当てのところを読み返すべく持参していた大村彦次郎『ある文藝編集者の一生』(筑摩書房、2002年)をあちこち繰って夢中になっているうちに、あっという間に時間になる。

昼、こうしてはいられないと、大急ぎで本屋へゆく。これほどまでにちくま新書の発売がたのしみだったことはかつてない、本日はちくま新書の発売日というわけで、新書コーナーへ突進。山村修『〈狐〉が選んだ入門書』を買い、こうしてはいられないと大急ぎでコーヒーショップへゆき、さっそくランランと繰って、あっという間に時間になる。

夜、ひさびさに日本酒のリハビリに励む。トロトロと家路を歩いて、この調子でいけば涼しくなる頃には回復するかもと一縷の希望を抱く。