サントリーウィスキー

週末に国会図書館で眺めた、サントリーウィスキーの突出し広告集『千人一酒』で心に残ったのが宇野浩二による寸評、紅茶にウィスキーを2、3滴入れて飲むとおいしい上に疲れがとれる、というふうに書いていた。同じようなことを、勘三郎式場隆三郎も書いていた。いいな、いいなと思った。

今日の帰り、デパートの地下で、ウィスキーやブランデーのミニボトルがたくさん売っているコーナーを発見。どれも50ml入りで実に愛らしい。キャッと、目移りしてしまうのだけれども、昨日行った音羽館の壁面に飾ってあった「洋酒天国」の表紙のことを思い出したりもして、まずはやっぱりサントリーサントリーローヤルのミニボトル400円也を買った。

で、今、紅茶に2、3滴入れて飲んでいるところ。戸板康二が、サントリーは就寝の前に毎晩必ず飲んでいる、日課の楽しみであり持薬でもある、というふうに書いていたのを思い出して、戸板さんみたーいとひとりご満悦。

まんまとサントリーの広告に感化されてしまったらしい。