2007-01-01から1年間の記事一覧
週明け早々、朝から京橋図書館のことで頭がいっぱい。日没後、マロニエ通りをわーいわーいと築地方面へ早歩き。京橋図書館にかけこんで、本を返してまた借りて、大急ぎで帰宅。夕食の支度もソコソコに借りてきた本を眺める。 戸板康二の「銀座の書割」で知っ…
昨日は、懸案の本棚の整理が一段落ついたので、日没後、ドナドナと電車にのって、ひさびさに本を売りに行った。願ってもいない高値(…になるようにあらかじめ予想価格を低めに設定)で引き取っていただいて、こんなに嬉しいことはない、わーいわーいと機嫌よ…
正午前。都営三田線に乗り換えて、御成門で下車して地上に出ると、背後は東京タワー。《2007東美アートフェア「春」》開催中の東京美術倶楽部(http://www.toobi.co.jp/)へ出かける。まずは、林哲夫さんの展示のある岸本画廊のブースに突進、静かな空間で心…
朝。昨日図書館で借りた、坪内祐三『古くさいぞ私は』(晶文社、2000年)を繰る。松崎天民のことがなにか書いてあったような気が、と淡い記憶を頼りに借り出したのだったけど、目次を眺めてみると、あったあった、目当ての「昭和『食べある記』ブーム考」が…
先週図書館で借り出して以来、ゆまに書房の「コレクションモダン都市文化」の『グルメ案内記』を夜な夜な繰っては、そのたびにあれこれ胸を躍らせてばかり。本編のみならず、編者の近藤裕子さんによる巻末年表が尽きないおもしろさなのだった。その、1920年…
朝、喫茶店で「サンパン」を送ってくださった方へお礼の葉書を書く。本日の絵葉書は、鈴木信太郎《東京の空(数寄屋橋付近)》昭和6年、なり。 「サンパン」刊行の感激に胸が熱くなっているうちに、今まで EDI 刊行本のおかげでどんなにわが本読みが充実し…
朝。瀬戸内寂聴『孤高の人』(筑摩書房、1997年)を読む。「ちくま」今月号の関川夏央の文章(http://www.chikumashobo.co.jp/pr_chikuma/0703/070308.jsp)で湯浅芳子のことが書いてあると知って、そこはかとなく読んでみたいなと思って、新刊のちくま文庫…
昨夜は10時に寝て、今朝は6時に起床。思う存分寝られて満足満足、ひさしぶりのクリアーな目覚めでスッキリ。朝の喫茶店で時間までトルストイ/藤沼貴『戦争と平和』第5巻を読む。栞を抜いて読み出すと、その明晰な描写にますます目が覚める、のは、いつも…
せっかく目を覚ましたというのに朝からたいそう眠たくて、昼になってもたいそう眠たい。お弁当もソコソコに本屋へ出かける。「ちくま」が積んであるのが視界に入り、おっと一瞬目が覚める。ガバッと一冊持ち帰り、そのままコーヒーショップへ。時間までコー…
お昼前に外出。今日も春爛漫だなあと、早稲田方面に向かってテクテク歩いて、演劇博物館(http://www.waseda.jp/enpaku/)にたどり着いた。昨夜、『古川ロッパ昭和日記』を読み始めたとたんに昭和9年4月の明治製菓タイアップ公演『僕は天下の人気者』のく…
前夜の深酒がたたり、不覚にもたいそう朝寝坊をしてしまい、フィルムセンターの小ホールにて正午上映の『旗本退屈男』は諦めねばならぬのだった。無念である(ああ、見たかった…)。気を取り直して、大ホールに予定変更。今月下旬に見に行く予定だった『煉瓦…
朝。喫茶店でコーヒーを飲んで、ほっと一息入れる。トルストイ/藤沼貴訳『戦争と平和』第5巻(岩波文庫、2006年)を読み始める。ズンズン、ズンズンと読み進めてゆく。いわゆるトルストイの歴史哲学のところのまわりくどい言い回しが結構好きだ。『戦争と…
バタバタとお弁当、朝食を終わらせて、イソイソと身支度……のその前に、伊勢丹の紙袋をペーパーナイフでカットして、図書館で借りっぱなしの松崎天民『四十男の悩み』(新作社、大正13年)にカヴァーをかける。こんな本を所蔵しているだけでなく気前よく貸し…
去年の夏、越谷の図書館へ野口冨士男目当てで出かけた折に初めて浅草から東武に乗った。なぜだか妙に東武のファンになってしまって、乗る機会があるとそのたびに嬉しい。と言っても機会はそううまくめぐってくるものではない。浅草発の東武電車の何にそんな…
よいお天気で今日も洗濯物がよく乾きそう。いつもとそんなに変わらない時間に起きて、手抜きのお弁当をこしらえて、いざ外出。地下鉄にのって京橋図書館へ出かけてみると、あらら、今日は休館日だった。ポストに本を返して、タリーズでコーヒーを飲む。読み…
フィルムセンターで内田吐夢の『大菩薩峠』の続き、今日は第二部と完結篇を続けて、見た。映画が終わって外に出てみると、とっぷりと日が暮れている。「セブンイレブン」に明治チョコレートの歴代パッケージの復刻が売っているらしいと知り、帰り、あてどな…
昨日に引き続いて、朝の喫茶店でいつまでも往生際悪く扶桑書房の目録の眺める。先月石神井書林で散財したばかりなので、今回は諦めなければならぬのだった。ふう。心の隙間を埋めるべく持参した、EDI 叢書の『十一谷義三郎 五篇』(2000年3月刊)を繰る。モ…
今日もずいぶん早くに起きて、お弁当、朝食をバタバタと済ませて、ソソクサと外出。開店まなしの喫茶店でコーヒーを飲んで、ようやくふうっとひと息。出がけに突発的に持参した、黒岩比佐子著『「食道楽」の人 村井弦斎』(岩波書店、2004年)を読み始める。…
バタバタとお弁当を作り、ソソクサと朝食を済ませて、イソイソと外出。今日もずいぶん早くにたどりついた。喫茶店でコーヒーを飲む。今朝はひさしぶりの、「神吉拓郎を週末に入手→月曜日の朝にさっそく繰る」なのだった。神吉拓郎『芝の上のライオンたち』(…
イソイソと身支度をして、今日も歩いて外出。イヤホンでバッハのマタイを聴きながら、信号待ちのときは昨日作成したばかりのレジュメを見たりなんかして、ズンズンと歩いて、今日はずいぶん早くにたどりついた。喫茶店でコーヒー。小谷野敦『谷崎潤一郎伝』…
バタバタと身支度をして、イソイソと外出。雨が降っていないので、歩いて出かける。イヤホンでバッハのマタイを聴きながら、ズンズンと歩く。冬のツンとした、でもそんなに寒くはない朝に、マタイを聴きながら歩く時間は格別だ。わりと早くに到着し、喫茶店…
所用が済んで、昼下がりの丸の内。よいお天気であることだし、今日は風も穏やかだ、神保町までのんびり歩くとするかなと思ったところで、ふと東京會舘のことを思い出した。ティーラウンジのいかにも瀟洒な様子が通りかかるたんびに窓の外からも伺えて、日頃…
強風にあおられながらやっとのことで洗濯物を干したあと、近所を散歩。図書館に本を返し気まぐれにまた何冊か借りて、食料品を調達して帰宅。借りたばかりの小谷野敦『谷崎潤一郎伝』(中央公論新社、2006年)を途中まで読んだところで外出。銀座線にのりか…
朝から雨がザアザア降っていて、しみじみ寒い。士気大いに下がる。気を紛らわせるべく、朝っぱらから台所で越路吹雪を聴きながら煮物をこしらえ、それを昼食とする。 昼下がり、傘をさして地下鉄にのって京橋図書館へ。本を何冊か返して、また何冊か借りて、…
明日から三連休で嬉しいなアと機嫌よく早起きし、お弁当をこしらえて、朝食を食べて、イソイソと外出。めったにないことではあるが朝っぱらからなにやら力がみなぎっているので、今日も青い空の下、テクテクと歩いて外出。今日も iPod でマタイを聴きながら…
観念してムクッと起きて、お弁当と朝食をこしらえて、シオシオと外出。ポケットの中の iPod を取り出して、レオンハルト盤のマタイ第2部の冒頭を再生してテクテクと歩いてゆく。三の酉のころにはじまったマタイ強化月間からいまだ抜け出せないでいるのだっ…
今日も洗濯物がよく乾きそうなお天気で嬉しいなアと早起きするも、今日も本棚整理の意欲がわかないので、今日も映画館に出かけることにする。総武線にのって阿佐ヶ谷へ。ちょいと時間が早かったので、映画のあとはささま書店まで歩きたいけど閉まっていたら…
ホットケーキの粉がいつまでも残っているのが長らく気になっていた、のを起き抜けに突発的に思い出したので、本日の朝食はホットケーキと紅茶。お腹いっぱいになったところで、前々からの計画どおりに、今日と明日の二日間で本棚の整理を! といきたいところ…
ドンぺリニヨン1995年とオーパスワン2000年をグビグビ飲んで帰京すると、郵便受けに年賀状と「日本古書通信」1月号と「新演劇人クラブ・マールイ第2回公演プログラム『女優の愛と死』」が入っていた。 お正月休み2日目の12月30日、新幹線にのって正午京都…